地元の郵便局の皆さまからお声がけをいただき、日体大FIELDS横浜は3年前から「手紙の書き方体験授業」とコラボしたサッカー教室を小学校で行なっています。

子どもたちは校庭で選手たちと思いっきりサッカーを楽しんだ後、「手紙の書き方体験授業」ではがきの書き方を学び、後日、実際に選手たちへ御礼のはがきを書きます。

本企画の小学校とのアレンジは郵便局の皆さまが行なってくださいますが、今年度からは選手のイベントチームが事前の打ち合わせにも参加するようになりました。

訪問先での評判が広がり、今年度はすでに
・横浜市市立すみれが丘小学校(2クラス)
・横浜市市立鉄小学校(1クラス)
・横浜市市立美しが丘西小学校(3クラス)
で開催、さらに市内2校での開催も予定されています。

今回BLUES事務局は、美しが丘西小学校で行なわれた教室の様子を取材してきました。

日体大FIELDS横浜によるサッカー教室

この日は、関口真衣・松永未衣奈(以上4年)・金子麻優・大森みさき・原田えな・村松凪紗(以上2年)、加藤明星(以上1年)の7選手が参加しました。

コロナ禍になる前は、給食にも誘っていただくなど子供たちと長い時間を過ごすことができていました。いまは短い時間の中で、日体大FIELDS横浜を知ってもらうことと、そしてサッカーの楽しさを伝えること ── この2つを目的として、選手たちは内容を組み立て、楽しい雰囲気をつくろうと工夫していました。

郵便局による手紙の書き方体験授業

書き方体験の先生は、「青少年ペンフレンドクラブ」に所属する「PFCアドバイザー」の方が行なってくださいます。郵便配達の仕組みから、はがきの表面の書き方、御礼文の作り方までを、45分の授業の中で楽しく紹介。また、子供たちが手紙の例文を実際に書くときは、地元の郵便局からいらっしゃった方々が子供たちの席を回りながら書き方の手助けをしていました。

最寄りの郵便局でのはがき展示

後日、子供たちが選手宛に書いた手紙が最寄りの美しが丘西郵便局に展示されると聞き、見てきました。

「教えてもらったきそ練習やドリブルはとてもためになりました」

「選手の皆さんのシュートはとてもかっこよかったです」

「またお会いできたらわたしのサッカーを見てほしいです!」

などなど、うれしいメッセージばかりで、イラストを添えたはがきもたくさんありました。

過去には、サッカー教室で選手のファンになり、実際になでしこリーグの試合に来てくれた子供もいます。こうやって、選手たちが直接地域へ出向いて活動することは、大学生でもある選手たちにとってはなかなか難しいことですが、郵便局の皆さまはじめ、地域の方々にご協力いただきながら、選手たちもしっかりと目的をもって活動を続けてくれたらいいなと思っています。


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