日体大SMG横浜が拠点とする日本体育大学健志台キャンパスのある青葉区は、野菜や果物の直売所が多く、生産者と消費者の距離が近い地域です。そのためSMGの選手が地産地消の活動に参加する機会も多く、昨年から採蜜もさせていただけるようになりました。

今年最初の採蜜は、すすき野団地の管理組合や自治会の活動を支援する「一般社団法人団地暮らしの共創」の小柴さんが中心となって養蜂している「団地ハチミツ」、略して「団ミツ」です。

参加したのは、去年に引き続き参加の田村かのん選手と、初参加の高原天音選手です。まずは小柴さんから、ミツバチの生態や養蜂についてご説明いただきました。

左から、高原天音選手と田村かのん選手

今年は巣箱を「ネクサスチャレンジパーク早野」へ移して養蜂しています。

一般社団法人団地暮らしの共創の小柴さんと巣箱
ミツバチを見つめる田村選手(虫が大好き!)
巣枠を取り出して説明。全体で5~6万匹にもなるそうです!

いよいよ採蜜。すすき野団地へ場所を移し、巣枠の表面にできた蜜蓋(みつぶた)をナイフで切り落とします。たっぷりと蜜が入っています!

ちなみに、この蜜蓋は「みつろう」として使えるそうで、団地暮らしの共創では「みつろうラップ」を作っている近隣の福祉事業所「桃の実」さんに提供しています。

ドラム缶の遠心分離器に巣枠を入れて、手動で回していきます。力のいる作業ですが、二人は元気よく回します。

4つの巣枠すべての採蜜を終えると、ドラム缶の中に溜まったはちみつをろ過して別の容器に移します。

ミツバチ一匹が生涯で作れるはちみつは、たったのティースプーン一杯だそう。私たちはその命をいただいているんですね。そんなことも小柴さんからお話いただきました。

光り輝くはちみつを見て、二人は大興奮!急きょ、パンと牛乳を買ってきて、採れたてのはちみつをいただきました。

ハイテンションの高原選手

「いままで食べたハチミツの中で一番おいしい!」と高原選手。

実は今回の採蜜は、団地ハチミツにとっても今年初でした。

つまり、一番搾り。ボジョレーヌーボーならぬ「団ミツヌーボー2022」です!

そして、団みつのパッケージは、昨年に引き続き、横浜18区ブランディングプロジェクト「Yocco18」の青葉区キャラクター「山内あおば」ちゃんのデザインです。

山内あおばファンも大注目の団ミツは、団地暮らしの共創さんと萬駄屋(よろずだや)さんで6月15日から販売されます。6月18日13時キックオフのセレッソ大阪堺レディース戦 でも限定発売されますのでお見逃しなく。販売場所は、コンコースで開催される「SMG横丁」の飲食エリアです!

採蜜を楽しんだ二人。試合もがんばってもらいましょう!

なお、以降の試合でもハチミツの販売自体は地産商品として行ないます。選手が採ったバージョンではありませんが、とってもおいしいのでヌーボーを逃した方もぜひお試しください♪


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